ふくとみ　しんべえ
一年は組　用具委員会
１０歳　牡牛座　Ａ型　堺出身　身長約１２５ｃｍ
堺の大貿易商の息子。素直でおっとりしたのんびり屋。趣味はお昼寝をすることと食べることで、足が遅く、クラスの皆に迷惑をかけることも。でも、とても力持ち。硬い髪の毛と石頭や鼻水などで仲間をピンチから助けることもある。しんべヱが使っているリンスは大変な優れもの。
☆しんべヱの布団カバーは、よだれと鼻水で硬くなっているので銃弾をも跳ね返す。
※堺の大貿易商：堺は大阪のとても栄えている港町。しんべヱのお父さんは、その堺で外国に物を売ったり買ったりする貿易を行っている。

準主人公。
常に鼻炎気味。基本的に顔から出るものは殆ど出ている。授業中に居眠りをして、机の上が大惨事というのはもはや日常と化している。が、犬よりも優れた嗅覚を持ち、微かな食べ物の匂いから、毒入りの饂飩まで嗅ぎ分ける（２５巻）。
大変な怪力の持ち主で、田村三木ヱ門曰く「牛でも音を上げそうな荷車」をほぼ彼だけの力で動かしてしまうほど（劇場版）だが、彼の怪力が本領を発揮するには当然ながら燃料（食糧）が必須である。
「四次元胃袋しんべヱ」の異名をとるほどの大食漢で知られるが、若布が苦手である。傷んだものを食べても平気という頑丈な胃袋を持ち、長期休暇で里帰りしては美味しいものを大量に食べて太る（休暇中、家業の手伝いをする必要が無いというのも理由の一つ）。たまに体調不良などで激痩せするが、食べるものを食べるとすぐ元通りになったり、太っていても風圧で元に戻ったりと、変幻自在である。
恵まれた境遇で育ったため、おおらかな性格であり、絵本では老人の話を聞くのが上手という長所がある。貿易商の父を持つため、南蛮の知識が多少なりともある。無意識のうちにお金持ちトークを繰り広げて、周囲を不愉快にしてしまうこともある。初登場の際、マイカー（牛車）に荷物を載せて忍術学園にやって来た（因みにこの牛は現在、学園裏の牧場で飼育されている）。しかしその人当たりの良さから憎まれることは無く、逆に他人に好かれやすい性質の持ち主であるため、「順忍（相手に対して下手に出て情報を聞き出すことに長けた忍者）」としての素質がある。
酷い剛毛で、濡れたまま放っておくと剣山のように固まってしまい、手に刺さるほど硬く、櫛も通らないため忍び熊手で乱太郎・きり丸が梳かしてやる。普段はリンス（大豆の煮汁）を付けることによって髪を柔らかくし、髷を結うことが出来ている。
三秒もあれば、どのような体勢であろうと十分寝ることが出来、その上寝ながら会話を聞いたり、鼾で返事をしたり、歩いたりすることも出来る。
聞き間違いが多い天然ボケで、理解できないことがあると両目が離れ、時には宙を舞う（劇場版）。忍術学園におけるトラブルメーカーである一年は組の中でも、恐らく一二を争うトラブルメーカーである。絵本や原作の初期では、すぐ弱音・泣き言を吐く一年は組の末っ子的存在だったが、徐々にそういった描写は減ってきている。５歳下のしっかり者で聡明な妹・カメ子がおり、彼女の前では兄貴面したがる。
忍術学園一変装が上手いと噂される鉢屋三郎に「これほど変装が簡単な顔もめずらしい」と言わしめ、変装しやすく、楽であるという理由から気に入られている。しかし彼の（本人とはあまりにも等身が異なる）変装をしんべヱはあまり快く思っていないらしく、「バランスというものの大切さがよくわかりました」と言っている。
一年は組の中ではダントツで背が低く、アニメでは体重が６７．５ｋｇという設定がある。
アニメでは、アニメオリジナルキャラクターの大川シゲという相思相愛の恋人がいる。
名前の由来は福富草子から。

■二次創作
正直に言うと、描かれること自体が少ない。鼻炎の症状は抑えて描かれがちである。
アニメの影響から、シゲとの熱愛っぷりは安定で、恐らく唯一BL的要素が無い。
成長すると、従来どおり横はあるがは組の中で最も身長が低いという場合と、縦にも横にも成長している場合の二つが見られる。後者の場合では大抵が、は組の中でダントツで高身長である。また髪型、眉毛の形が全く同じ佐武虎若と区別がつきづらい。

[1回]