やまむら　きさんた
一年は組　用具委員会
１０歳　水瓶座　Ｏ型　相模の国出身
風魔流の忍術学園から忍術学園にやって来た。ナメクジをつぼの中に１００匹以上も飼っていて、その全てに名前をつけている。性格はマイペース。
☆喜三太のなめくじの名前は、ナメこ、ナメきち、ナメた、ナメのしん、ナメちよ、ナメえもん……
※風魔流：風魔流忍術のこと。今の神奈川県小田原市あたりにいたと言われる。一年は組の喜三太は風魔流忍術学校から転校してきた。

忍たま長屋では皆本金吾と同室。皆本金吾が編入してくるまでは一人部屋だった。
父は武士、ひいひいばあちゃん・山村リリーは風魔くノ一。
父の転勤に伴い、足柄山にある風魔の忍術学校から忍術学校に転校してきた。
風魔流忍術学校ではガマガエルの飼育用の餌を飼育する係をしていたが、餌にするはずだった蛞蝓を飼っているうちに情を移し、大好きになった。今ではナメ壷で大量の蛞蝓を飼育し、名前をつけて可愛がっており、一匹一匹の見分けが付く。ナメ壷を教室や委員会に持ち込み、教師・先輩から度々注意されている。また、全校を挙げての野戦訓練では、篭城戦の備えとして数少ない所持物の一つにナメ壷を加えた（２０巻）。蛞蝓に手紙を括りつけて、牢からの脱出を図るなど、蛞蝓たちは忍犬ならぬ忍ナメとして活躍する（１９巻）。アニメでは蛞蝓に芸を仕込んでいる（４期・１９期）。
性格は非常にマイペースで、蛞蝓を見つけると所構わず後を追いかけてしまう。また飼育している蛞蝓の命に関わるようなことがあれば、後先考えずに行動することも（１４期）。また、アニメでは蛞蝓のみならず、ヌメヌメする生き物として、ドジョウを飼っていたこともある（３期）。
天然ボケで、周囲から突っ込まれることが多いが、福富しんべヱと一緒にいるときは彼への突っ込みに回る。口癖は「はにゃ」。
同じ用具委員の福富しんべヱとは普段からも仲が良く、休みには一緒に蛞蝓の散歩に裏山へ出掛けたりする（尤も散歩の最中、福富しんべヱは寝ているようだが）（１６期）。
アニメでは９期から毎期に一度、立花仙蔵と福富しんべヱの三人が登場する「○○厳禁の段」というオリジナル回が放映される。これを通称「厳禁シリーズ」と呼ぶ。この「厳禁」とは、湿り気（山村喜三太の蛞蝓、福富しんべヱの鼻水）が、立花仙蔵の得意武器である宝禄火矢（火器。所謂、手榴弾）にとっては厳禁であることに因ると思われる。あまり知られていないが、この三人が始めて共演したのは第６期第１３話「樽ころがし競技の段」であるが、この回で厳禁シリーズ的騒動が起きたかどうかは定かでない（未視聴の為。しかし多分起きていない）（因みにこの運動会の一連の話で、潮江文次郎・立花仙蔵・中在家長次・七松小平太が初登場した）。
蛞蝓の飼育のため、部屋はそれ相応の姿をしており、同室の皆本金吾を困らせている。
今でも風魔流忍術学校の同輩・先輩、教師との交流があり、学校同士も友好関係にあるため、度々登場する。偶然か必然か、用具委員会委員長の六年生・食満留三郎によく似た、先輩・錫高野与四郎（年齢も同じ）がおり、仲が良い。
名前の由来は作者の直感に因る。室町時代初期の軍記・伝記物語『源義経』には源義経の郎党として登場する架空の人物・熊野喜三太と同名であるが、偶然であり、全くの無関係である。

■二次創作
基本的に性格・口癖・趣味などに大きく差異は無い。
しかし成長ネタでは稀に腹黒い一面を垣間見せるものもある。また、風魔流忍術学校出身である故か、「視える人」設定がよく見られる。
成長ネタでの得意武器・忍術については「04 黒木庄左ヱ門」で触れたとおりだが、彼が先輩・食満留三郎の得意武器・鉄双節棍を引き継ぐことは少ない。というのも、彼には蛞蝓という他の追随を許さぬ強烈な特徴があるためである。この特徴から虫獣遁の使い手とするものや、風魔の印象から幻術の使い手とするものがある。また口癖の「はにゃ」から猫を連想するためか、猫手（隠し武器の一種で、指に嵌めるキャップ状の鉄製の爪）を使うものも見られる。
アニメオリジナル「厳禁シリーズ」の影響により、立花仙蔵・福富しんべヱとの三人組は「厳禁トリオ」と呼ばれる。また、福富しんべヱとの二人組は「湿り気（コンビ）」と呼ばれる。
基本的に癒しとして扱われる。
出身地が同じ事から、同室の皆本金吾との二人で「相模組」と呼ばれる。

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