みなもと　きんご
一年は組　体育委員会
１０歳　双子座　Ａ型　相模の国出身
侍の父からの命令で忍術学園に入学した。真っ直ぐな性格。剣豪になることが夢で、忍術学園の剣術師範である戸部先生を尊敬している。
※剣豪：剣術の達人。剣術とは、刀や剣を使って戦う技のこと。
※剣術師範：剣術の先生。

忍たま長屋では山村喜三太と同室。父は武士。
一年前、父・武衛が闇討ちに遭ったことから、その仇を討つべく単身で剣の修行の旅に出ていた。敵討ちの刀を手に入れるため、忍術学園剣術師範・戸部新左ヱ門に決闘を挑み、惨敗。そこで戸部先生に同行していた一年は組の三人組と出会い、彼ら四人の協力の元、無事刀を手に入れた。が、武衛が闇討ちに遭ったというのは、甘えん坊な彼を鍛えるために打った、武衛の芝居であった（武衛曰く「旅に出て、金吾はずいぶんたくましくなった」）。武衛は彼が旅をしている様子を陰から見守っていたが、「これからは剣だけではダメだ。総合的な武術を身につけなければ」という方針の下、忍術学園に入学させた（８巻）。
忍術学園に入学したばかりの頃は、蛞蝓が嫌いなため、山村喜三太と同室を嫌がっていたが、今では慣れて夜中の睡眠中に顔の上を這われても平気になった（２２巻）。しかし、蛞蝓のせいで部屋がめちゃくちゃになったときは、さすがに堪忍袋の緒が切れて、外の蛸壺（一人用の塹壕）で寝たこともある（１６期）。
枕が替わると眠れないため、全校を挙げての野戦訓練では、篭城戦の備えとして数少ない所持物の一つにこれを加えた（２０巻）。
剣豪マニアであり、自身の剣術の成績も良い。戸部先生を師と仰ぎ、尊敬している。実家の鎌倉までは往復一ヶ月かかるため、休暇になると剣術指導も兼ねて戸部先生の借家に居候している（アニメにおいて、同じく相模の国出身の山村喜三太に「相模まで一緒に帰ろう」と言っていることから、長期休暇は相模の国まで帰っている模様）。しかし、戸部先生の動くものを見ると刀を振り回す奇癖や、挑戦者の出現により家が壊れるため、度々借家を追われている（３１巻）。
性格は実直。比較的しっかりとした言動・思考の持ち主なので、は組の中では突っ込み役に回ることが多い。また忍術の解説を行うこともある（４９巻）。
劇場版では宿題入れ替わり事件が発覚した際、他のは組の忍たまが笑っていたのに対し、黒木庄左ヱ門と彼だけが登校していない山村喜三太を案じて、笑っていなかった（他の忍たまが心配していないという訳ではなく、六年生に一年生の宿題が当たっている可能性に気付いても、その逆に気付かなかっただけである）。
ドクたまのいぶ鬼とは仲が良く、１４期３５話「勇気を持ちたいの段」以来、度々二人がメインのアニメオリジナル回が放送される（具体的には１７期７１話、１８期２６話、１９期７７話）。因みにこの二人は絵本『にんタマ、ドクたまドクロ城にしのびこめ！！』において、同じグループに分けられたが、特に仲が良い描写は無い。
委員会関連で七松小平太に名前を呼ばれると、必ず見当違いの方向に振り向く。その度、頭を「ぐりん」とされて首が曲がる。
名前の由来は源頼家（『天の巻』には明記されていない）。

■二次創作
殆ど、山村喜三太の保護者。何故かは知らない（彼がしっかりしている割に、同室の山村喜三太がのほほんとした性格だからかもしれない）。
もしくは体育委員会の天使。基本的に性格などに変わりは無い。
アニメでは髪の毛全体が茶色く描かれるが、原作では前髪が白抜きで、その他は黒塗りされているため、二次創作では前髪だけが金髪で、その他が茶髪に描かれることが多い（勿論アニメ寄りの塗り方をするファンもいる）。
成長すると大抵イケメン。その性格の影響か、ストイックであったり、寡黙であるように描かれることが多い。剣術が得意、というのは公式設定なので、当然ながら武器は刀である。
ファンの間で俗に言う「男前トリオ」の一人（他は加藤団蔵、佐武虎若）。
※「男前トリオ」の発祥はよく分からない。が、公式でないことは確か。恐らく「鍛錬組」の一年は組版程度に思っておけば大丈夫だろう。
未だに初登場時の「甘えん坊」＝「ヘタレ」キャラが印象として残っているものがあり、成長ネタでも見受けられる。
出身地が同じ事から、同室の山村喜三太との二人で「相模組」と呼ばれる。

[2回]